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アマゾンの先住民は危機に瀕している。

上の画像は、1827年にブラジルの絵師、Hercules Florence によって描かれたブラジルの先住民であるApiacáの人たちの絵である。1492年10月11日に、スペイン王家からの支援を受けてインドへの新航路を探索していた探検家(+奴隷商人)、クリストファー・コロンブスが西インド諸島のサン・サルバドル島に上陸して以来、新大陸に住んでいた先住民たちは、旧大陸の人間たちによる惨殺、伝染病などにより大きくその人口を減らしてきた。そして、今その惨劇が再び繰り返されそうとしている。

アマゾンでは近年、硬木などの違法伐採や鉱物資源の採掘のため違法業者の先住民居住区への侵入があとをたたず、その居住区に住む先住民たちが業者によって殺されたりしている。ブラジル政府は、この事態に危機感を覚えて新たな先住民居住区の設置を急いでいる。しかし、このような業者による先住民居住区への違法な侵入は現在でも続いている。

先住民保護を目的としたブラジル政府の機関としては、国立先住民保護財団(FUNAI)がある。FUNAIは、1967年に設立された政府機関で2018年現在ではブラジル国内の107の部族を追跡している。従来は、積極的に未接触部族との接触を行ってきたが、近年は飛行機による上空からの観測にとどめている。最近、FUNAIはインターネット上にあげた先住民族を撮影した動画はかなり話題を呼んだ。下がその動画である。

FUNAIは、最近になってこのような動画を世に出すようになったがこれはアマゾンの先住民族が危機に瀕していることを世界に知らせるために行なっていることだという。

アマゾンの先住民族は、我々が失ってしまった石器時代の慣習など貴重な文化を保持している場合がある。人類の多様性という点からも彼らの生活様式や文化、生命の保護はとても重要なことと思われる。

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参考記事

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052500184/

https://www.survivalinternational.org/about/funai

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